商業地域と近隣商業地域の違いとは?

query_builder 2024/07/01
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用途地域によって、建築できる建物が決まっているのをご存じでしょうか。
用途地域には「商業地域」と「近隣商業地域」があり、名称は似ているものの異なる規制が存在します。
今回の記事では、商業地域と近隣商業地域の違いについてご紹介します。
▼商業地域と近隣商業地域の違い
■近隣商業地域
都市計画法で定められており「近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給」を主な目的としているのが、近隣商業地域です。
建ぺい率60?80%、容積率100?500%の範囲内で、特定の用途に建築規制があります。
近隣商業地域では、商業施設や倉庫・住宅・学校・一部の店舗などが建築可能です。
■商業地域
都市計画法で「主として商業その他の業務の利便を増進」とされているのが、商業地域です。
建ぺい率80%、容積率200?1300%の範囲内で、住宅や学校・商業施設・娯楽施設が建築可能です。
規制が比較的緩く、さまざまな用途の建物を建てられるのが特徴です。
■まちの賑やかさの違い
近隣商業地域と商業地域の違いは、一言でいうと「まちの賑やかさ」です。
商業地域は主に大都市やターミナル駅周辺で、高層建築や商業施設があって規制が比較的緩いです。
一方、近隣商業地域は駅周辺や商店街が多く、建築や用途に制限がありつつも地域住民の利便性を目的におかれています。
▼まとめ
近隣商業地域と商業地域の違いは「まちの賑やかさ」です。
商業施設では娯楽施設の建築が可能で、建ぺい率や容積率の制限が近隣商業地域より緩いのが特徴です。
『エム・エフ・リースファクトリー株式会社』では、奈良を中心に近畿や東海圏で、不動産業を幅広く展開しております。
商業地域と近隣商業地域の特性を知り尽くした提案をしておりますので、お気軽にご相談ください。

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