所有者不明地の活用策について

query_builder 2024/06/08
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近年、土地の所有者が誰なのか分からない不明地が増えており、社会問題となっています。
所有者不明地はそのまま放置すると、治安の悪化を招くため対策が必要です。
そこで今回は、所有者不明地の活用策について解説します。
▼所有者不明地とは
土地の登記が行われていないことで、所有者が不明となっている土地のことです。
また、不動産登記簿にも土地の所在者が不明であり、連絡がつかない場合も該当します。
土地の相続の際に、名義変更や住所変更していないなどの原因が挙げられますので、気をつけましょう。
▼所有者不明地の活用策
■土地活用を円滑化する
利害関係人が地方裁判所に申し立てすることで、土地や建物の使用に関する決定を行う担当者の選出が可能です。
所有者が不明で、その結果権利や利益が侵害されている場合には、この制度を利用することができます。
■共有制度を見直す
共有状態の不動産において、所在が不明な共有者が存在しても、変更を行うための要件が緩和されます。
地方裁判所へ申し立てを行い、共有者の持分の過半数の同意があれば、変更を行うことが可能です。
▼まとめ
土地の所有者が分からず、そのまま放置している土地のことを「所有者不明地」と言います。
所有者不明地を活用するには、土地活用の円滑化・共有制度の見直しを行うことが大切です。
『エム・エフ・リースファクトリー株式会社』では、大切な土地を有効活用するためのアドバイスを行っていますので、ぜひお問い合わせください。

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